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管路導通点検(管路内導通試験)

管路導通点検とは

地中に埋設されているケーブル引き込み管の管路内調査をします。
一般的には新設ケーブル引き込み前に管路内にサビや土砂などの異物がないかを専用の試験器(弊社ではボビンと呼ぶ)を使って点検します。
管路内に試験器を通して通過すれば異物はなくケーブルの引き込みが可能ですが、途中で引っ掛かった場合はサビや土砂がある可能性があるので管路内の補修や洗浄が必要です。
使用する試験器は基本的に管路内径の-10㎜か-20㎜の外形で長さは400㎜か600㎜の寸法の物を使用します。

 

試験器(ボビン)

上 Ø120㎜×600㎜
下 Ø130㎜×400㎜

右 Ø120㎜×600㎜
左 Ø130㎜×400㎜

※この他にも多数の寸法の試験器がございます。

 

点検方法

最初に点検管路内にワイヤーを通します。
ワイヤーを通したらワイヤーに試験器とブラシを付けて反対側の管口から引っ張ります。
引く方向はケーブルを新設するときと同じ方向で行います。
反対側の管口まで引くことができれば点検完了です。
途中で引っ掛かった場合は元の管口まで戻します。その後カメラ調査をし引っ掛かりの原因を調べます。

 

管路内挿入前

 

サビにより引っ掛かった試験器

 

点検後不通箇所に関しては補修も行うことができます。
不通原因がサビや管路同士の継手部分のズレや段差の場合は研磨器によりサビを削り取ったり段差を滑らかにします。
穴が開いていて土砂が入り込んでいた場合は高圧洗浄をし土砂を取り除いた後穴が開いている箇所にクロスを貼って穴を塞ぎます。

 

管路補修

管の補修方法については下記の記事をご覧ください。
地中埋設電力管路補修工事(補修方法) |  埋設管路を掘削せずに補修する方法 | 扇矢工事株式会社 (ougiyakouji.co.jp)

 


工事のご依頼

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