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排水管の寿命は何年?ライニング工法で工事費を最大60%削減

「築年数が古くなってきたけれど、排水管はどのくらい持つのだろう?」

「水漏れや異臭が出てきたら、排水管を交換するしかないの?」

マンションやビルの管理組合、オーナー様、住民の方からこうしたご相談をいただくことは少なくありません。

実は排水管工事には「交換」だけでなく、ライニング工法という選択肢があります。ライニング工法を活用すれば、排水管を丸ごと交換せずに延命でき、費用や工期を大幅に削減することが可能です。
この記事では、

・排水管の寿命の目安
・排水管の劣化症状
・排水管工事の方法(交換 vs ライニング)
・ライニング工法のメリット・費用・工期

を詳しく解説します。

 

1. 排水管の寿命は何年?【材質ごとの目安】

排水管の材質や環境によって異なります。一般的な目安は以下の通りです。

・鋳鉄管:30〜40年
・鋼管(亜鉛めっき鋼管など):20〜30年
・塩ビ管(硬質ポリ塩化ビニル管):40年以上

築年数や使用状況によって異なりますが、適切なメンテナンスを行うことで延ばすことが可能です。
築30年以上のマンションやビルの排水管は、寿命が近づいている可能性が高く、早めの点検やメンテナンスが推奨されます。

 

2. 排水管の修繕が必要なときの劣化サイン

次のような症状が見られる場合は、排水管の劣化が進んでいるサインです。

・水漏れ が起きる(小さな穴=ピンホールが原因)
・排水口から 異臭がする
・排水の流れが悪い(内部のサビやスケールで断面が狭くなる)

こうしたサインを放置すると、漏水事故や大規模修繕につながるリスクがあります。

【築47年マンション排水管】

排水管の寿命が来てる状態

 

3.排水管工事の選択肢

排水管の主な工事方法は2つです。

交換工事(更新工事)

古い排水管を撤去して新しい管に取り替える工事。

・メリット:新品になるため安心
・デメリット:高額な工事費用、長期間の工期、住民生活への影響が大きい

ライニング工法(更生工事)

既存の排水管を残し、内側に樹脂を塗布して新しい管を形成する工事。

・メリット:費用が安い、工期が短い、在宅しながら工事可能
・デメリット:管が完全に崩壊している場合は適用不可

 

4. 排水管ライニング工法とは?【仕組みとメリット】

ライニング工法は、排水管の内面を研磨・洗浄した後に、管内を樹脂でコーティングして新しい内管を作る技術です。

・サビや汚れを除去 → 樹脂を塗布またはFRP形成 → 硬化して新しい管が完成
・管の内面が滑らかになり、サビや詰まりの再発を防止
・管の寿命を 15〜40年延命 できる

また、壁や床を壊さずに施工できるため、居住者の生活への影響が少ない排水管工事として注目されています。

交換工事との比較、ライニング工事の詳細は下記の記事に書いています。

配管補修方法と工法別比較(排水管・給水管の修繕について)

ライニング工事(更生工事)とは?更新工事より安く画期的な工法

 

5. 排水管工事の費用・工期比較【交換 vs ライニング】

 

項目 交換工事(更新工事) ライニング工法(更生工事)
費用 高額(1戸あたり数十万円〜) 交換(更新)の約1/2〜2/3
工期 数週間〜数か月 数日〜1週間程度
住民への影響 壁や床を壊すため大きい 在宅しながら工事可能

 

「排水管工事の費用を抑えたい」「できるだけ短期間で工事を済ませたい」といったニーズに、ライニング工法は非常に適しています。

 

6. まとめ:排水管の補修はライニング工法という選択肢を

排水管の材質や使用環境によって寿命は異なりますが、築30年以上の建物では劣化が進んでいる可能性が高いです。

・排水管に劣化サインが出たら放置せず、早めに点検
・交換工事だけでなく ライニング工法 という選択肢がある
・費用、工期を抑えながら寿命を延命できるのがライニングの強み

 


排水管点検・工事のご依頼方法

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