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排水管FRPライニング工事の施工方法・特徴・耐久年数

排水管補修方法の主流は「管を新しく取り替える」更新工事ですが、施工期間が長く費用も高いです。
更新工事と同程度の耐久性がありながら施工期間が短く費用も安価な補修工法があります。
それがFRPライニング工法です。今回はFRPライニング工法の特徴・施工方法・耐久年数などについてご紹介します。

 

排水管の老朽化

マンションや商業施設、工場など建物には必ず排水管があります。
排水管は築年数と共に老朽化していきサビが発生したり汚れが付着していきます。
築30年を超えると管の詰まりや漏水災害が起きることもあります。
そのような災害を事前に防ぐためにも排水管の補修をする必要があります。
築30年を超えた建物は排水管の大規模修繕を検討し早めに補修工事をしましょう。

【築37年の雑排水管内】

 

排水管補修方法

排水管の補修方法には「更新工事と「更生工事があります。
更新工事は今ある管を取り除いて新しい管に替える工法です。
更生工事はライニング工事とも言います。ライニング工事は今ある管をそのまま残し管の内側に新しい管を作る工法です。
今回はライニング工法について説明します。

 

ライニング工法とは

ライニング工法は管の内側をエポキシ樹脂でコーティングし新しい管を作る工法です。
ライニング工法にも数種類の工法があります。
単に樹脂を吹き付けるだけの塗布ライニングとガラス繊維に樹脂を染み込ませて管の内側に張り付けるFRPライニングがあります。
塗布ライニングの寿命は10年程度、FRPライニングの寿命は40年程度です。
FRPライニングは更新工事に比べ費用が安く施工期間も短縮できる優れた工法です。
FRPライニングに関しては施工後の寿命や耐久性も更新工事とほぼ変わらないため排水管補修をするのであればこちらがおススメです。

 

FRPとは

FRPとは「Fiber Reinforced Plastics」の略で、日本語にすると『繊維強化プラスチック』です。
ガラス繊維や炭素繊維等に樹脂を染み込ませ強度を向上させた強化プラスチックです。使用される樹脂は、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の「熱硬化樹脂」が使用される事が多いです。
※弊社のライニング工法で使用する樹脂はエポキシ樹脂です。

FRPの特徴には以下のようなものがあります。
軽くて強度が高い
断熱性に優れる
絶縁性、透過性に優れる
耐食性に優れる

FRPが使用されているものとしては、小型船舶の船体、自動車や鉄道車両の内外装、ユニットバス、防刃ベスト、受水槽などがあります。

 

FRPライニング施工方法

まず始めに管の中のサビや汚れを研磨と高圧洗浄で除去します。
除去した後に管の中にエポキシ樹脂を染み込ませたガラス繊維を反転挿入して、空気圧の力で既存管の内側に張り付けます。
硬化した後、枝合流部を削孔機で穴を開け合流部の部分をまたライニングします。

施行は基本的に4階建て程度の建物であれば1日1系統施工し、それ以上の階数になると1系統2日かけて施工します。
下層階と上層階の壁と管を切断し機械を挿入して施工するため中間階への入室と壁や管の切断はありません。
(例:4階建ての建物の場合1階と4階の部屋に入室し作業。2階と3階は入室なし。)
建物の構造によっては地下ピットや屋上、パイプシャフトから作業可能で全部屋入室なしの場合もあります。
そのため建築工事費用が抑えられるため更新工事より費用が抑えられます。

 

FRPライニング工法の説明図

FRPライニング工法

 

FRPライニング工法

 

4階建て建物、汚水管の場合

ライニング工事施工図

 

施工写真

管口写真

【施工前】

【研磨後】

【ライニング後】
排水管FRPライニング

管内写真

【施工前】

【研磨後】

【立管ライニング後】

【削孔後】

【枝合流部ライニング後】

 

ライニング工法メリット・デメリット

メリット デメリット
・短期間で施工できる ・老朽化がかなり進んだ配管には対応できない
・更新工事に比べ費用が安価  →TV調査時に洗浄研磨の際、
・騒音が少ない   破損の恐れがあると確認した場合は不可
・配管を露出させる箇所が少なく解体復旧の
 手間が減少
・穴が開いていても施工可能
・部分改修が可能
・施工後の寿命は40年
・工事に伴う廃棄物が少量
・建物価値の向上
・施工系統の上層階と下層階のみ入室となる

 

施工可能配管

施行対象管は雑排水管・汚水管・雨水管です。
管径はΦ50~Φ150まで施工可能です。
その他埋設管や横引管も施工実績があります。
詳しくはお問い合わせください。

 

まとめ

FRPは加工性が良く様々なものに使用されています。軽くて強度が高く、絶縁性や透過性、耐食性にも優れていて配管の補修にも良く使用されています。
排水管FRPライニングは更新工事に比べ短期間で安価に補修でき耐久年数も長い為、排水管補修の際はまずライニング工事を検討してみてください。
築30年を超えた建物は徐々に漏水や詰まりの災害が起きてきます。FRPライニングは築年数が50年を超えると施工不可になる可能性が高いので築40年を超えていたらすぐにでも修繕を考えてください。

 

更生工事(ライニング工事)と更新工事の比較については下記の記事をご覧ください。
配管補修方法と工法別比較(排水管・給水管の修繕について) (ougiyakouji.co.jp)

 


排水管点検・工事のご依頼方法

弊社ではカメラ調査のみのご依頼も承っております。
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